北京
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王毅外交部長は現地時間15日、タイのチェンマイでラオスのサルムサイ・コンマシット副首相兼外相と会談しました。
王外交部長は、「中国はラオスが自国の国情に沿った発展の道を模索することを断固として支持する。われわれは引き続きラオスとのさまざまな分野での互恵協力を深め、中国・ラオス鉄道の総合的なメリットを十分に発揮させ、力を合わせて困難を解決し、沿線の包括的な発展を加速させるために共同で努力し、それぞれの発展と活性化に貢献したい」と述べました。
サルムサイ副首相はこれに対し、「ラオスと中国の協力の急速な発展は、ラオスの社会・経済発展のために重要な役割を果たしている。ラオスは中国と協力し、両国首脳による重要なコンセンサスの実施、ハイレベル交流の緊密化、相互連結や鉱物資源などの分野での協力を深め、国境を越えた犯罪を共同で取り締まり、ラオスと中国の運命共同体が両国民の幸福のためにより多くの成果を上げるよう促進することを望んでいる」と述べました。
双方はまた、ミャンマー問題について意見を交わしました。王外交部長は「ミャンマーはASEAN(東南アジア諸国連合)の大家族の一員だ。中国はASEANとミャンマーが意思疎通を強化し、ASEANの五つのコンセンサスとミャンマーの新たな『5項目ロードマップ』の接点を探り、相互に補完し促進し合うことを支持する。中国は、ミャンマーが国内の安定を維持し、政治的和解を実現し、民主的移行プロセスを回復することを支援する」との考えを示しました。(HJ、坂下)
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