世界「慰安婦」記念日 台湾の団体が歴史書とカリキュラムに「慰安婦」の内容を加えるよう要求

2024-08-15 14:29:33  CRI

世界「慰安婦」記念日追悼会に参加している台湾地区の馬英九元指導者ら

 世界「慰安婦」記念日の14日、台湾女性救援基金会は記者会見を開き、台湾の「慰安婦」制度の被害者は忘れ去られるべきではないとし、歴史書やカリキュラムにこの歴史を盛り込むよう呼び掛けました。

 女性救援基金会は14日、台湾の「慰安婦」制度の犠牲者を追悼する記者会見を開きました。女性救援基金会の杜瑛秋執行長は、「台湾の『慰安婦』制度の犠牲者は性的暴力を受け、台湾に戻った後はさらに汚名を着せられ、差別された。従って、日本に謝罪と歴史の直視を求めるだけでなく、台湾がこの歴史について教育し、理解することも重要である」と述べ、歴史書にこの歴史を記録し、現在のカリキュラムに関連する内容を盛り込み、学生に歴史の真実を知ってもらうよう呼び掛けました。杜執行長はまた、台湾当局に関連する女性人権館を設立し、関連文化財を保存し、歴史の真相を展示するよう呼び掛けました。

 台湾地区の馬英九元指導者は14日、台南市で世界「慰安婦」記念日追悼会に参加し、「慰安婦」制度の犠牲者を追悼する唯一の銅像に献花すると同時に、台湾地区の蔡英文前指導者が女性として「慰安婦」問題に鈍感で無関心であり、被害者に代わって日本政府に補償と謝罪を求めず、かえって卑屈になっていると非難しました。(HJ、野谷)

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