北京
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23/19
中国を侵略した日本軍731部隊の元少年隊員だった清水英男氏(94)は13日、黒竜江省ハルビン市にある「侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館」参観後に開いた記者会見で、抑えきれない強烈な悔恨の意と心からのおわびの意を改めて表明しました。
清水さんは、また、「私は家内と二人暮らしだが、かわいい孫に会えば、あの標本室の赤ん坊のホルマリン漬けを思い出してならない。戦争はいかに悲惨なものか、現地に行かなければ分からないものだ。今の日本の政権は過去の戦争責任にほとんど触れず、731部隊の犯罪にも全く反省していない。若い皆さんには、特に戦争を絶対に起こさないよう、理解をしていただきたい。最後に私の思いを再度述べたいと思う。私が731の細菌戦部隊に入隊して侵略犯罪行為の手先になってしまったことを、今、後悔と謝罪の気持ちを抑えることができない。重ねて心からおわびする」と述べました。
清水さんは会見後、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の取材に応じ、謝罪の気持ちを改めて表明しました。(朱、柳川)
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