北京
PM2.577
23/19
8月14日は韓国、中国、日本などの民間団体が確立した「慰安婦被害者の記念日」です。最新の調査によると、中国大陸部で登録されている「旧日本軍慰安婦」制度の被害女性で現在も生存しているのは7人のみということです。
また、上海師範大学の中国「慰安婦」問題研究センターの13日の発表によると、30年余りにわたる調査の結果、中国全土で「慰安婦」制度の被害を受け、生き残った人の数は418人で、韓国で確認された239人を上回ったことが分かりました。そのうち、中国大陸部では359人、台湾地区は59人でした。台湾地区では2023年5月10日に最後の被害生存者が亡くなっています。
同研究センターの蘇智良主任は、「被害生存者の大多数がすでに亡くなっており、健在な方の人数はわずか1桁だ。研究センターは今後も生存者たちを見守り、新たな手がかりについて、引き続き追跡調査していく」と述べました。
旧日本軍の「慰安婦」制度は、第2次世界大戦中に日本政府や日本軍が女性を強制的に性奴隷にした制度です。この制度により、世界では少なくとも40万人の罪のない女性が性奴隷となりました。中でも中国の被害者数は特に多く、20万人に上っています。(鵬、坂下)
KANKAN特集