北京
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23/19
中国の東海で3カ月にわたって実施されていた夏季の禁漁が8月から一部解禁されました。漁船が相次いで出港し、沿岸の漁港は水揚げされた赤エビやワタリガニなどでにぎわい始めました。物流効率の向上により、内陸部の消費者たちも新鮮な魚介類を味わうことができるようになりました。
浙江省舟山市では今年、海産物の輸送にドローンが導入され、輸送効率が大幅に向上しました。同市の嵊泗県では現在、上海行きのドローン配送路線が3本開通しており、海産物は上海まで1時間で届くようになりました。
海産物が続々と水揚げされるのにつれ、加工業者も忙しさを増し、浙江省台州市の赤エビ加工企業では現在、1日平均30トンほどの赤エビを加工しています。そのうちの95%は輸出に向けられています。同企業の責任者によると、輸出向けの受注は昨年に比べて20~30%増加しており、今後2、3カ月はほぼ受注で埋まっているということです。
税関の統計によると、浙江省台州市の水産物加工企業が今年の1~6月に輸出した水産物は前年同期比17.68%増の3万3200トンに上りました。(鵬、坂下)
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