北京
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砂嵐で緊急避難するコンサートの観客ら
中国北西部甘粛省・敦煌市の景勝地、鳴沙山月牙泉でこのほどおこなわれた星空コンサートが突然の砂嵐に見舞われ、1万人の観客が避難したという動画を多くのネットユーザーがソーシャルメディアに投稿しました。
夏の初めから、鳴沙山月牙泉景勝地の2024年万人星空コンサートは人気を博し続けています。8月7日夜、コンサート会場の砂の坂に多くの観光客が集まって野外コンサートを楽しんでいたところ、突然激しい風が吹き、風と砂が舞い上がり、現場の視界は非常に悪くなりました。幸いなことに、コンサートスタッフは速やかに混雑を避け、安全に注意を払うよう観客を誘導し、整然と現場から避難させました。その場にいた多くのネットユーザーは、ソーシャルメディア上で、「直前はコンサートだったのに、次の瞬間は砂嵐になった」「他の人よりも多くの旅行経験。砂嵐に遭遇した」とこの日の経験を共有しました。
その後、会場の観客にインタビューしたところ、7日夜、敦煌市鳴沙山月牙泉景勝地で1万人規模のコンサートがおこなわれた際、突然強風が吹き荒れ、緊急避難を余儀なくされたとのことです。観客は「道がまったく見えず、ホテルに戻ると砂だらけだった」と振り返っています。
9日、景勝地のスタッフはこの件について、現場の観客は全員安全に避難したことを説明しました。敦煌市文化体育観光局の責任者は、当日のコンサートの終了間際、砂嵐が発生したため、関係部門の職員が直ちに来場し、観光客を避難させたと紹介しました。
敦煌市気象台は7日午後3時38分に黄砂青色警報信号を発表し、同日午後から夜間にかけて敦煌市の大部分の郷鎮で視程3000メートル未満の砂嵐が発生し、局地的に視程1000メートル未満の砂嵐が発生すると予想していました。(HJ、野谷)
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