マクロン大統領　中国選手のパリ五輪での活躍を温かく祝福

エマニュエル・マクロン仏大統領

　エマニュエル・マクロン仏大統領はパリオリンピック閉幕前夜の11日、エリゼ宮で中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）のインタビューに応じ、中国選手のパリオリンピックでの活躍を温かく祝福しました。

　マクロン大統領は、「中国は長年にわたってスポーツの分野に多くの投資を行い、世界トップ2のスポーツ大国になった。おめでとうございます！卓球から水泳まで、その他も含めて多くの種目で成し遂げた成果は、中国が偉大なアスリートを輩出し、人々を感動させる力を持っていることを証明している」と述べました。

   マクロン大統領はまた、「今回のオリンピックでは、既に何度かのオリンピックに参加してきた一部の選手たちの素晴らしい活躍が見られたことをうれしく思っており、柔道のテディ・リネール選手は間違いなく最高の例の一つだ」とした上で、「私たちはまた、新たな世代の台頭も目にした。特に競泳のレオン・マルシャン選手は、わずか22歳で金メダルを獲得した。これは私にとってとても重要なことで、中国が金メダルを取ることが中国の人々に感動をもたらすのと同じように、フランス人に喜びと夢をもたらした」と述べました。

   マクロン大統領はさらに、「私たちは飛び込みの選手や競泳選手などのパフォーマンスに注目してきた。これは人々の夢をかき立てる原動力の一つになっている。言い換えれば、それは将来のチャンピオンを育てると同時に、多くの若者がこれらのスポーツに打ち込み、スポーツを通じて自らを鍛え、成長させることにつながっている。それこそが一番大切なことだ」と述べました。（HJ、坂下）