武漢の女性 頻繁なネイルアートでHPV感染

2024-08-12 12:11:21  CRI

病院で受診している呉さん

 中国中部の湖北省武漢に住む呉さん(22)はネイル愛好家です。最近爪の様子が少しおかしくなったことに気づき、病院に行って検査を受けたところ、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染していたと知らされました。

 呉さんはこれまで何年もネイルショップでいろいろなスタイルのネイルを試してきましたが、最近になって爪の隙間に透明なできものができたことに気づきました。早速武漢市第一病院皮膚科へ行き受診し、検査の結果、医者から「これらの小さいできものはウイルス性いぼの症状で、HPV感染によるものだ」と言われました。主治医の肖婧先生によると、ネイルアートを受ける際、一般的な甘皮処理、爪のケア、古い角質除去などは皮膚の角質層を破壊し、表皮を傷める可能性があり、ウイルスに侵入する機会を与えてしまいます。

 幸いなことに、呉さんが感染したHPVのタイプはハイリスク型ではなく、子宮頸癌などの深刻な病気を引き起こすことはありません。このタイプのHPVは主に皮膚上で自分だけに感染するウイルス性のいぼができ、通常他人に感染せず、治療を通じて臨床完治できます。(朱、榊原)

 

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