北京
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陝西省省都の西安と革命聖地である延安を結ぶ西延高速鉄道の建設では、宜君トンネルが10日に貫通しました。このことで、全線のトンネルの約9割分の掘削が完了し、建設はさらに加速することになります。
西延高速鉄道の宜君トンネルは陝西省銅川市宜君県内にあり、西延高速鉄道全線でのトンネルの中で最も長い全長1万7509メートルであり、陝西省内で単独坑内に高速鉄道の往復線路が設けられたトンネルとして、最も長い例です。西延高速鉄道の建設では、全線の47本のトンネルのうち、すでに41本が貫通しており、トンネル掘削総量は全体の87%に達したとのことです。
西延高速鉄道は陝西省北部にある旧革命根拠地を結ぶ初の高速鉄道です。全長は299.8キロ、設計上の最高速度は時速350キロで、全線開通は2025年10月となる見込みです。同高速鉄道の開通により、西安-延安間の列車の最短運行時間は現在の2時間半から約1時間に短縮されると予想されています。(ZHL、鈴木)
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