北京
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米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は7日、8月8日を「カリフォルニアパンダデー」と定め、カリフォルニア州サンディエゴ動物園で8日に米国へ渡ったジャイアントパンダの「雲川(ユンチュアン)」と「鑫宝(シンバオ)」が来園者と対面することを祝うと発表しました。同知事はまた声明で、同州はサンディエゴ動物園でパンダらの歓迎式典を開催すると述べました。
ニューサム知事は、「米国で最も人口が多く、経済規模も最大の州として、カリフォルニア州は中国と堅固なパートナーシップの基盤と深い文化経済的つながりを持っている。カリフォルニア州民がサンディエゴ動物園を訪れてパンダを見ることを奨励し、この『友情の使者』が双方の交流と協力をさらに推進することを期待している」と述べました。
「ユンチュアン」と「シンバオ」は6月27日、チャーター便でロサンゼルス国際空港に到着し、その後カリフォルニア南部のサンディエゴ動物園に移送され、1カ月間の隔離検疫期間に入りました。「ユンチュアン」と「シンバオ」の到着は、ジャイアントパンダの保護に関する米中両国の新たな協力の幕開けとなりました。
サンディエゴ動物園は全米で最も観光客を集めている動物園の一つです。2頭のパンダを迎えるために、サンディエゴ動物園は従来のパンダ館の面積を4倍に拡大し、園内に中国の地層をモデルにしてパンダの生息地に似た「山、峡谷、崖」を作りました。また、来園者の体験や科学教育を充実させるための活動も実施しています。(HJ、榊原)
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