北京
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パリ五輪の競技場内外で「メード・イン・チャイナ」の運動器具や五輪記念品が随所に見られ、中国の科学技術イノベーションの実力を世界に示しています。
パリ五輪の重量挙げで使用された会場のプラットフォームやバーベル、練習場の器具はいずれも河北省のある企業の製品です。この企業が五輪の器具サプライヤーとなるのは、北京大会、リオデジャネイロ大会、東京大会に続き4回目です。
中国の重量挙げ選手が試合で使用するシューズは今年も改良が行われ、耐圧性・安定性に優れた素材が増やされています。重さ1200グラム余りのシューズは、1トンを超える圧力にも耐えられるとのことです。
パリ五輪のセーリングではウインドサーフィンiQフォイル級が新たな種目として実施されました。各国の選手らが使用する艇はすべて中国企業の手によるもので、湖北省荊州市のある企業がパリ五輪セーリングの唯一の指定メーカーに選ばれました。
競技器具だけでなく、五輪関連グッズにも「メード・イン・チャイナ」が少なくありません。パリ五輪組織委員会の統計によりますと、パリ五輪のマスコットの80%が中国製です。(藍、柳川)
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