北京
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上海市交通委員会によると、上海国際航運センターである羅涇コンテナ港第1期分が7日に開港しました。工事は中国初の体系づけられた旧ふ頭コンテナ改造プロジェクトでした。
羅涇港コンテナふ頭の全自動化は上海市の重要な交通工事の一として、旧式の石炭や鉱石の荷役ふ頭をグリーン・スマート化の港に変身させました。第1期工事が完成して引き渡されたふ頭の24時間当たりの最大調整取扱量は4000TEUを超えています。また、10万トン級バース1基と1万トン級バース4基が設けられ、年間取扱量は260万TEUに達します。
羅涇港の「スマート大脳」は管理と計算センターで、国産化されたモデルチェンジ応用のためのスマート運営管理(NEO-TOS)システムが初めて採用されました。このシステムは国産データベース、国産オペレーティングシステムとサーバーの基盤装置を使用し、自動制御、ビッグデータ、人工知能などの技術に基づいてガントリークレーン、軌道クレーン、「自律スマート走行車」(AiV) のインテリジェント化された運転を全面的に実現しました。
グリーン運営については、羅涇コンテナふ頭の運営に必要なガントリークレーン、軌道クレーン、AiV及びフォークリフト、巡回点検車両などの設備や車両はすべて純電力駆動で、AIVのスマート充電交換機、インテリジェントチャージモーターによる補助と応用型インバーター制御によるエネルギー回収、太陽光発電などのグリーン省エネ技術を用いることで、作業過程での「炭素排出ゼロ」を実現しました。(藍、鈴木)
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