中国・ラオス鉄道初のラオス籍運転士14人が運転免許を取得

2024-08-06 17:09:50  CRI

 「一帯一路」共同建設のシンボル的なプロジェクトとして、中国・ラオス鉄道が5日、重要なマイルストーンを迎えました。ラオス籍の運転士14人に動力車操縦者運転免許が発給され、単独での乗務が実現しました。 

 この日、ラオスの首都であるビエンチャンの駅で、中国・ラオス鉄道の最初のラオス籍運転士への運転免許発給式および単独乗務式が行われました。式典にはラオスのサルムサイ・コンマシット副首相ら複数の政府高官が出席しました。

 ラオス公共事業・運輸省次官は14人のラオス籍の運転士に運転免許証を授与した上で、今回の単独運転はラオス交通史上の重要な出来事であり、中国とラオスによる共同の鉄道人材育成がマイルストーン的な成果を収めたことを示していると述べました。

 式典の最後には、ラオスのサルムサイ・コンマシット副首相の指令の下、ラオス籍運転士が単独で運転する、貨物を満載した列車がゆっくりとビエンチャン駅を滑り出し、中国の雲南省昆明市に向けて出発しました。同列車は翌日の6日夜に目的地に到着する予定です。(閣、坂下)

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