北京
PM2.577
23/19
自然資源部がこのほど発表したデータによりますと、デジタル化、スマート化、グリーン養殖の急速な発展に伴い、中国の海産物供給システムはますます整備されており、今年上半期の中国の海水養殖生産量は前年同期比で5%以上増加したことが分かりました。
国内市場に目下輸入されているサーモンは、主にノルウェーとチリ産です。税関総署のデータによりますと、2023年に中国が輸入したアトランティックサーモンは前年同期比46%増の9万3000トンを超えました。うち、同年の中国のチルドアトランティックサーモンの輸入量は大幅に伸び、前年同期比63%増の8万トンを超え、中国は日本と韓国を抜いて、アジア最大のノルウェー産チルドサーモン市場になりました。
商務部国際貿易経済協力研究院流通・消費研究所の董超所長は「海鮮価格の下落には需給関係の変化など多方面の要因が含まれている。最大の原因は生産量の増加で、特に近年は中国の水産物養殖技術が急速に発展し、価格下落の余地を提供している」と述べました。
自然資源部の責任者によりますと、上半期に世界初の浮体式風力漁業統合プロジェクト「国家エネルギー共有号」プラットフォームが稼働し、深遠海養殖設備「経海7号」とサーモンの陸上循環水養殖に成功し、中国の海水養殖生産量は前年同期比で5%以上増加しました。(HJ、榊原)
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