中国南方の猛暑10省以上に波及 北方の雨は東北と黄河・淮河流域に移動

2024-08-04 17:54:05  CRI

 今後一週間(8月4〜10日)、中国南方の多くの地域で暑い日が続く見込みです。特に江蘇省、浙江省、上海市などでは気温の高い日が長く続き、異常気象が発生する可能性もあるため、政府は市民に暑さ対策などの注意を呼びかけています。

 また、北方地域の雨は、今日から明日にかけて東北地区や黄河・淮河流域などに移動する見込みです。水害防止の重要な時期を迎えて、二次災害への警戒が必要です。

 昨日の高温地域は主に江蘇省、浙江省、上海市、新疆ウイグル自治区に集中し、モニタリングによると、8月3日に華北南部、黄河・淮河流域、長江・淮河流域、湖北省中南部、長江以南の地区、および広東省中東部、四川盆地、新疆ウイグル自治区などの一部地域で35〜39℃になり、浙江省南部および江蘇省南部、上海市、安徽省南部、新疆ウイグル自治区トルファン市などの一部で40〜43.9℃に達しました。このうち、杭州市では14時33分に気温が41.9℃に達し、観測史上の最高気温を記録しました。

 今後一週間、南方では広い範囲で高温が続き、37℃以上の猛暑が長江・淮河流域、長江以南の地区、華南などの10以上の省と市に波及し、合肥市、南京市、上海市、杭州市などの都市は7日間連続の高温になる見込みです。

 高温の地域は依然として江蘇省、浙江省、上海市に集中し、持続時間が長く、異常気象が発生する可能性があります。一部では最高気温が40℃を超える見込みで、江蘇省南部、上海市、浙江省北部などの地表温度は例年以上となり、局地の高温がさらに記録を更新する可能性もあります。(TONG、謙)

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