天津港のクルーズ船旅行 ますます人気上昇

2024-08-03 15:57:31  CRI

 天津は中国北方地域最大の沿海開放都市です。天津の街を流れる海河は、天津の人々の「母なる川」と呼ばれています。四方八方に通じた海河の水系が、天津の南北の地域で特徴が異なる伝統建築を融合させ、内外の文化を溶け合わせています。そのため、海河沿いの「イタリア街」に立ち並ぶ小さな洋館の数々は国内外の多くの観光客が訪れる人気スポットとなっています。ゴシック様式やロマネスク様式などのさまざまな建築物が観光客を魅了する一方、エキゾチックな美食も観光客を引きつけています。今年の上半期、「イタリア街」には前年同期比22%増となる延べ876万人近い観光客が訪れました。

 天津のあるレストランのマネージャーの張揚斌さんは、今年は外国人客が前の年に比べて2~3割増えているため、外国人の口に合うような伝統料理をいくつか増やしたと語っています。 

 また、「クルーズ船旅行」は天津旅行のもう一つの特色です。天津国際クルーズ船母港は中国北方地域最大の国際クルーズ船母港として、四方からの観光客を迎え、送り出しています。今年に入ってから、天津国際クルーズ船母港が受け入れた旅客人数は昨年1年間の人数をはるかに上回っています。また、クルーズ船の入国ビザ免除政策が施行されたことで、天津母港には「外国人」もますます増えています。天津国際クルーズ船母港有限公司によると、今年に入って現在までに運航された国際クルーズ船は既に延べ55隻で、乗客は延べ19万人近くに達しています。(閣、坂下)

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