中国は中東地域の平和と安定のため一貫して努力=外交部

2024-08-01 19:14:26  CRI

 外交部の林剣報道官は1日の定例記者会見で、パレスチナのイスラム組織ハマスの最高指導者だったハニヤ党首が暗殺された事件についての記者からの質問に対して、「中国は暗殺行為に断固反対して非難するとともに、この事件によって地域情勢がさらに不安定になる恐れがあると深く憂慮する。ガザでは全面的かつ恒久的な停戦を迅速に実現すべきであり、衝突と対抗のエスカレートを避けるべきだ」と表明しました。

 林剣報道官は、「中国はパレスチナ側内部の和解を一貫して支持しており、パレスチナ側内部の和解実現はパレスチナ問題の解決を推進し、中東の平和と安定を実現するための重要な一歩と考えている。中国はパレスチナの各派が『北京宣言』達成のために払った努力を賞賛し、パレスチナの各派が内部の和解を土台にして、独立国家を早期樹立することを願っている。(中国は)関係各方面とともにたゆまぬ努力を続ける」と強調しました。

 林報道官はまた、「中東地域の情勢が厳しくなればなるほど、国際社会は情勢緩和に努め、衝突の鎮静化を推し進めるべきだ。中国は中東地域の平和と安定を守ることに一貫して力を入れ、外部からの干渉には反対する。われわれは関係各方面と共に、地域の長期安定を促進するためにたゆまぬ努力をしていく」と述べました。(シンエン、鈴木)

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