北京
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23/19
中国石炭工業協会はこのほど、今年上半期の中国石炭業界の発展状況を発表しました。上半期の原炭生産量は前年同期比でいくぶん減少し、石炭火力発電のクリーンで高効率な利用水準は大幅に向上しました。
上半期の一定規模以上の工業企業(主要業務の年間売上高2000万元以上、日本円で約4兆1200億円以上)の原炭生産量は22億7000万トンで、前年同期比3900万トン減少しました。うち5、6月は水力発電の出力が大幅に増加し、風力・太陽光発電が急成長し、火力発電の発電量は5月が前年同月比4.3%減、6月が同7.4%減で、石炭消費量の大幅な減少をもたらしました。
中国石炭工業協会の張宏報道官によりますと、石炭のクリーンで高効率な利用の面で、全国の石炭火力発電設備の超低排出改造は10億7000万キロワットを超え、全体の90%以上を占めました。全国の6000キロワット以上の火力発電所での電力供給における標準石炭消費量は319グラムから301.6グラムに低下し、石炭発電のクリーンで高効率な利用と超低排出水準が大幅に向上しました。(雲、柳川)
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