中国外交部が日本をけん制 「中国の内政に四の五の言うべきでない」

2024-07-31 12:42:21  CRI

 外交部の劉勁松アジア司長は30日、在中国日本大使館の横地晃首席公使と面会し、日米両国の外務・防衛閣僚会議「2プラス2」、「拡大抑止」に関する日米閣僚会合、日米豪印外相会合などの会期中における中国関連の後ろ向きな言動や会議文書にある多くの暴論、危険な動向、虚偽の表現などに対して厳正な申し入れをし、深刻な懸念と強烈な不満を表明しました。 

 劉司長は、日本の中国に対する中傷と攻撃は両国の戦略的互恵関係を推進する態度と矛盾していると指摘しました。そのうえで、「日本に対し、客観的かつ理性的に中国を認識し、中国の内政について四の五の言ったり、一部の国とつるんで小さなグループを作って対抗したりするのをやめ、中国と歩み寄って行動し、二国間関係の政治的基礎を守り、戦略的互恵関係を着実に実行に移すよう促す」と指摘しました。  

 横地首席公使は、1972年の日中共同声明に従って台湾問題を扱うという日本の立場に変わりはなく、両国の戦略的互恵関係を推進していきたいと述べました。(閣、柳川) 

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