北京
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広東省交通運輸庁によると、6月30日に開通した国家重大プロジェクトである深セン、中山、広州を結ぶ「深中通路」は7月30日午後3時現在、車の総通行台数が289万3700台に達しました。うち乗用車が266万9600台と92.26%を占め、貨物車は22万4100台(7.74%)でした。
同通路の開通に伴い、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)では物流におけるコスト削減と効率向上の効果が現れ始めています。貨物輸送プラットフォームのデータによると、深センと中山の間の貨物輸送距離は同通路開通の前より15%短縮され、1回当たりの貨物輸送コストは20%前後削減されています。
都市部空中物流網の配置において、同通路の開通によって、深セン空港は中山との直線距離が最も短い空港の一つとなっています。中山に設けられた深セン空港の倉庫のデータによると、貨物の量が短期間で高い伸び率を見せ、7月1~28日の貨物量は前月より20%近く増加したとのことです。専門家は、この通路について、「車両の通行時間が大幅に短縮されたことで、輸送コストの大幅な削減につながった」とし、区内の物流輸送ネットワークの最適化と向上を推進するだろうと見込んでいます。(朱、野谷)
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