北京
PM2.577
23/19
外交部の林剣報道官は7月31日の定例記者会見で、フィリピンのマナロ外相がフィリピンと米国の外相および国防相による「2+2」会談後の記者会見で、「米国がフィリピンに中距離弾道ミサイル(IRBM)を配備するのは、フィリピン自身の防衛能力を強化するためであり、いかなる攻撃の目的もない」と発言したことについての中国の考えを表明しました。
林剣報道官は、「米国がフィリピンに中距離弾道ミサイルを配備することについて、中国はすでに何度も厳正な立場を表明してきた。改めて強調したいことは、フィリピン側が米国にIRBMの配備を許可したことは、域外の勢力と結託して地域の緊張と対立を助長し、地政学上の対立や軍拡競争をあおるものである、時代に逆行する行為ということだ。われわれは関係国に対し、地域各国の声に真剣に向き合い、以前の公開された約束に基づいてIRBCシステムを早急に撤去し、誤った道をこれ以上進まないよう強く求める」と述べました。(オウギ、鈴木)
KANKAN特集