北京
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アラブ連盟のアフマド・アブルゲイト事務総長は現地時間30日、エジプトの首都カイロで、エジプトを訪問中の中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長と会談しました。双方は文化、スポーツ、メディア協力、人的往来などについて踏み込んだ交流を行い、協力覚書に調印しました。
アフマド・アブルゲイト事務総長は慎台長の訪問に歓迎の意を示し、「中国とアラブ諸国、およびアラブ連盟が幅広い協力を行っていることを称賛したい。中国の改革の全面深化の成果が世界に新たな原動力をもたらすと信じている。今後もCMGとの協力を深め、アラブ・中国友好協力の新たなページをつづっていくことを期待している」と語りました。
慎台長は、「習近平主席とアラブ諸国指導者の戦略的指導の下で、現在双方の関係は史上最も良好な時期にある。CMGは今回の協力を契機に、アラブ連盟との国際共同取材・制作や先端技術のイノベーションと研究開発、イベントの開催、人的交流などの面でさらに協力を深めていきたい」と期待を寄せました。
協力覚書によると、双方は文献アーカイブスの設立や交換、デジタル化処理、メディアコンテンツの共同制作、メディア技術のイノベーションと研究開発、人的交流などの協力を行うことになります。
アラブ連盟は1945年3月に発足し、本部をエジプトのカイロに置く、アラブ諸国において最も代表的で影響力のある組織であり、世界で最も早く発足した地域組織の一つでもあります。現在までに22カ国が加盟しています。(殷、坂下)
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