北京
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東方航空のC919機隊に加わる7機目のC919
中国東方航空によると、同社の機体番号B-919Hの国産大型旅客機C919が29日午後4時25分に上海浦東国際空港から上海虹橋国際空港までの飛行を実施して、東方航空の運用機体の仲間入りをしました。東方航空は世界で初めてC919運用を開始した航空会社です。B-919Hは今年になって引き渡された3機目のC919であり、東方航空が運用するC919は計7機になりました。
東方航空はC919を最も多く運用する航空会社です。同社は2023年9月28日に上海市内でC919を開発し製造販売する中国商用飛機(Comac)と、C919の購入協定を締結し、それまで5機だった購入契約機数に加えて、100機を追加注文しました。東方航空はC919の商用運航1周年だった今年5月28日に6機目のC919を受け取りました。同機は東方航空が追加発注した100機のC919のうちの1機目であり、今回投入されたC919は、100機のうちの2機目です。
東方航空のC919は現在までに上海虹橋空港を拠点に成都天府空港、北京大興空港、西安咸陽空港、広州白雲空港を結ぶ定期路線4本に就航していますが、新たな機体の引き渡しに伴い便数と就航路線が増強されていきます。
現在は夏休み期間中の航空機利用の繁忙期で、多くの旅客が次々に国産大型機の搭乗を体験しています。東方航空のC919利用便の搭乗率は約9割近くを維持しています。東方航空は2024年7月28日までに、C919を累計3031便運航することで、延べ40万5000人近くの旅客を輸送しました。(雲、鈴木)
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