中国 洪水予防・救援活動で「人民至上」強調

2024-07-29 11:43:48  CRI

 中国共産党中央政治局常務委員会はこのほど、洪水防止・救援活動に関する会議を開きました。習近平総書記が会議を主宰し、重要な講話を行いました。 

 会議は「目下、長江などの流域では洪水防止、堤防決壊防止、冠水排出対策の圧力が軽減していない。黄河、淮河、海河、松花江、遼河の流域では比較的深刻な増水が発生する可能性がある。台風が活発期に入っているということも重なり、増水防止の情勢はさらに厳しく複雑になっている」と強調した上で、各関係地域や部門に対し、「終始、洪水防止という意識を緩めず、対策における主導権を握り、洪水防止と救援活動で勝利を収めなければならない」と求めました。 

 習総書記は「終始、人民の生命と安全の保障を最優先し、確認作業の一層の充実化に努め、警報の精度を高め、警報と応急の連動性を強化し、応答速度を引き上げなければならない。予防の重点を突出させるとともに、末端の部門は活動を緩めず、危険区域の住民を早めに避難させ、人員の死傷を最大限に減らす必要がある」と指摘しました。さらに「重要な堤防、ダム、インフラ設備の安全を確保しなければならい。洪水防止のための巡察・予防制度を実行し、堤防の弱い部分や危険性のあるダムを重点的に守り、大河の堤防決壊や大型・重点中型ダム決壊を断固として回避しなければならない」と強調しました。(朱、柳川) 

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