北京
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村咖(cūn kā)村カフェ
【意味】
「咖(kā)」は「咖啡(kā fēi)」、コーヒーの一文字目(ひともじめ)で、「村咖」で村カフェという意味となります。
【関連背景】
中国のコーヒー消費市場の拡大に伴い、人々のコーヒーに対するニーズも多様化しています。今では、生活リズムの速い都市生活の中でカフェインによる刺激が必要とされるだけでなく、“ゆったりした時間”を過ごすためにカフェに行くという人も多く、田舎での、のんびりしたコーヒー体験にあこがれる人も増えています。
コーヒーと田舎がコラボしたものが、「村カフェ」です。同じコーヒーでも、飲む場所が変わると、全然違うものになります。近年は、村カフェが大人気で、コーヒーを飲みながら田舎の風景を楽しむ人が増えています。
中国東部江蘇省南京市の佘(しゃ)村は美しい山間(やまあい)の村です。村内には明清時代の古建筑群が比較的完全に残っているため、「金陵古風第一村」と呼ばれており、今では村カフェが多いことで知られています。
この村にオープンした「愛在生活(愛は暮らしに)」というカフェは、おいしいコーヒーと窯焼きのパンで大人気のお店です。店のデザインにもこだわっていて、老朽化した窯跡をアレンジして古い村の自然に溶け込む空間を作っています。
2年前にこの村で知り合ったという二人のオーナーは、年齢も近く、趣味も似ていたため、一緒に村で起業するという夢を叶えたそうです。
村カフェの経営者はよそから村に来た起業者がほとんどです。
2人は毎日6時半に窯(かま)に火を入れ、1日に2回だけパンを焼くのだそうです。「村の時間はゆっくりと過ぎる。急がず、心静かに過ごす」、というのが、彼女たちの村カフェの理念であり、お客さんにもそういう時間を過ごしてほしいと語っていました。
【使い方】
到远山树林喝“村咖”很city 普洱咖啡引领乡村旅游新风尚
(遠い山にある村カフェはおしゃれ プーアルコーヒーが田舎の観光のトレンドをけん引)
“咖都”孕育“村咖” 手冲咖啡成了乡村“颜值担当”
(コーヒーの都が育んだ村カフェ ハンドドリップコーヒーは村のビジュアル担当に)
喝一杯“村咖”品一种休闲新方式
(村カフェでの一杯で新しいリラックススタイルを楽しむ)
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