対話・協議を通じて意見の相違を適切に処理することは中欧共通の利益に合致する=外交部

　外交部の林剣報道官は29日の定例記者会見で、中国の電気自動車に対するEUの反補助金調査と、中国とイタリアの関係に関する記者の質問に答え、「対話と協議を通じて意見の相違を適切に処理することは中欧の共通の利益に合致する」と述べました。

　林剣報道官は、「EUが中国の電気自動車に対して反補助金調査を行うことについて、中国はこれまでに繰り返し反対の立場を表明している。互恵ウィンウィンは中欧経済貿易協力の本質であり、追加関税の徴収は典型的な保護主義的行為であって、世界の気候変動対応努力にとってマイナスだ。相互尊重を基礎として、対話と協議を通じて意見の相違を適切に処理することは中欧の共通の利益に合致する」と述べました。

　林報道官はさらに、「中国とイタリアの経済貿易協力について私が強調したいのは、中国とイタリアの実務協力は豊かな成果を上げており、貿易投資規模は絶えず拡大しており、両国の人民に実際に恩恵をもたらしているということである。世界経済の回復が伸び悩んでいる現在の背景下では、中国とイタリア両国は経済貿易協力を強化し、両国の発展により多くの原動力を注ぎ込まなければならない」と強調しました。（SUI、坂下）