北京
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超大口径シールドマシン「領航号」が27日、中国中部湖南省長沙市でラインオフしました。中国東部浙江省の杭州蕭山空港東高速鉄道トンネルの建設に使用されます。
カッタ盤に「杭」という字の模様が塗装されたこのシールドマシンは、全長約126メートル、総重量約3100トンで、カッタ盤の掘削直径は14.3メートルです。
領航号
シールドマシンは杭州蕭山空港東高速鉄道トンネルの3250メートルのスラッジ質軟弱土層を通り抜けることになり、シールドマシンの姿勢や地面沈降の制御は高難度です。そのため同機は、先進的なナビゲーションシステム、可視化モニタリングシステム、先行地質予報システムなどの一連のインテリジェント化システムを配置するなど一連の技術革新を行い、安全で正確かつ迅速な掘削を保証します。
杭州蕭山空港東高速鉄道トンネルは、設計時速250キロ、シールドマシンの工事距離は4068.7メートルで、杭州空港高速鉄道全線における重・難点工事です。杭州空港高速鉄道は全長85キロで、嘉興、杭州、紹興の各市内を走ります。完成後は、空の便と鉄道とのコードシェア(共同運航)を実現し、多層軌道交通を形成し、長江デルタの一体化促進を交通面で支えます。(閣、柳川)
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