データでわかる中国上半期の環境クオリティ新成果

2024-07-29 14:29:57  CRI

 生態環境部が29日に開催した定例記者会見によると、今年上半期、全国の大気と水環境の質は全体的に改善し続けていることが分かりました。

 今年上半期、全国の地級以上339都市の「大気優良日数」の平均割合は82.8%と、前年同期比で1.4ポイント上昇し、「重度以上汚染日数」の平均割合は1.5%で、同1.1ポイント低下したとのことです。うち、PM2.5の平均濃度は33マイクログラム/立方メートルで、同2.9%低下しました。「重度以上汚染日数」の平均割合は、北京・天津・河北エリアと周辺38都市で同2.8ポイント低下、長江デルタ地区の31都市で、同0.6ポイント低下したとのことです。

 一方、地表水環境は全体的に改善傾向を示しています。上半期に3641の調査対象となる国家地表水断面のうち、水質優良の割合は88.8%で、前年同期比で1.0ポイント上昇し、劣等V類(汚染が最も深刻な地表水)の割合は0.8%で、同0.2ポイント低下したとのことです。このうち、長江、黄河など主要河川の水質優良率は90.3%で、同1.2ポイント上昇し、劣等V類の割合は0.5%で、同0.2ポイント低下したとのことです。(ミン・ヒョウ、榊原)

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