北京
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外交部の林剣報道官は29日の定例記者会見で、王毅外交部長の東アジア協力に関する一連の外相会議出席に関する状況を紹介しました。王外交部長は25日から27日にかけて、ラオスのビエンチャンで開催された中国・ASEAN(10+1)外相会議、ASEAN・中日韓(10+3)外相会議、東アジアサミット外相会議、ASEAN地域フォーラム外相会議に出席するとともにラオスを公式訪問しました。期間中、王外交部長は中国、ロシア、ラオスの初の3者外相非公式会合に出席し、インド、ロシア、日本、英国、韓国、EU、フィリピン、米国などを含む10以上の国と国際機関の代表と相次いで会談しました。
林報道官はまた、王外交部長はさまざまな機会に台湾問題や南海問題についての中国の厳正な立場を表明し、台湾問題は完全に中国の内政で、いかなる外部勢力もこれに介入する権利はなく、台湾海峡の平和を真に維持しようとするなら、いかなる『台湾独立』の言動にも断固として反対すべきであること、また、中国は最近、仁愛礁への人道主義的な生活物資の輸送・補充問題についてフィリピンとの一時的な取り決めに合意したが、フィリピンは約束を履行しなければならず、さもなければ、中国は断固たる対応を取ると強調したと紹介しました。
林報道官はさらに、「王外交部長はパレスチナ問題、ウクライナ危機などについての中国の原則的立場を重ねて表明し、中国が停戦と政治的解決のために建設的な役割を果たし続けていくことを強調した」としました。(藍、坂下)
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