北京
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パートタイムでコスプレイヤーをしている中国の母親
2024年第21回中国国際デジタルインタラクティブエンターテインメント展覧会「ChinaJoy」が26日から29日まで上海新国際博覧センター(SNIEC)で開催されます。毎年同展覧会の開催期間中に、上海の「二次元文化」の注目度が爆発的に高まる日があり、街頭では「奇抜な服装」のコスプレイヤーに出会うことがよくあります。
コスプレイヤーには学生やプロの俳優もいますが、実はもう1種類女性らのグループがあり、女性らは「年上の二次元」と笑いながら自称する社畜、妻、母親でもあります。パートタイムのコスプレイヤーは愛のために発電し、子供が大きくなったら一緒に漫画展を楽しむことが願望です。
コスプレイヤーの出演料はイベント規模などに関係し、チームプログラムや個人プログラムがあり、一部の大型イベントではコスチューム、化粧、道具までがサービスで提供されます。パート収入は不確定で、食費1食分から1000元(約2万1000円)までさまざまです。
コスプレイヤーの多様化は、二次元がサブカルチャーから大衆文化へ移行したことと切り離せません。中国アイリサーチコンサルティングが発表したデータによりますと、2023年、中国の「二次元」業界の市場規模は27.6%増加し、2219億元(約4兆7000億円)に達しました。(非、榊原)
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