王毅外交部長 韓国の趙兌烈外相と会談

2024-07-26 21:20:11  CRI

 王毅外交部長はラオスの首都ビエンチャンで現地時間26日、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と会談しました。

 王部長は会談で、「中韓は引っ越すことのできない近隣国であり、相互理解や相互支持の正しい近隣付き合いの道を進むべきだ。中韓の各分野の交流と協力は密接で、利益は深く融合している。中国は韓国とともに、国交正常化の初心を守り、パートナーシップという位置づけを堅持し、良好な相互作用を実現し、中韓関係の健全で安定した発展を推進することを望む」と述べました。

 王部長はまた、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の精神を紹介し、「中国は質の高い発展の推進を継続し、ハイレベルの開放を堅持し、新たな発展構造の構築を加速し、韓国を含む世界各国に巨大な協力のチャンスをもたらしていく。韓国企業が引き続き中国市場を深く開拓し、対中投資協力を拡大し、中国と手を携えて発展することを歓迎する。中韓は自由貿易と経済グローバル化の受益者だ。経済問題の政治問題化、汎安全問題化に共同で抵抗し、自由貿易システムと生産・供給チェーンの円滑さを維持すべきだ」と強調しました。

 趙外相は、「最近は韓中の交流が増え、意思疎通と協力の新たな局面が切り開かれた。韓国は対中関係の強化を重視して力を入れており、双方の各レベルの交流を強化し、建設的な対話を展開し、韓中戦略的協力パートナーシップを発展させ続けることを期待する。韓国は中国とともに、両国国民の友好を増進し、二国間関係をさらに強靭(じん)なものにしていきたい。韓国の一つの中国を尊重する立場に変わりはなく、台湾が中国側の核心的利益であることをはっきりと認識している」と述べました。(ミン・イヒョウ、鈴木)

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