修士・博士課程の学生9人が屋台で焼きソーセージを販売:ストレス解消と安眠効果抜群

2024-07-24 14:59:30  CRI

修士・博士課程の学生9人の焼きソーセージチーム

 中国南部広東省広州市の中山大学周辺で最近、「中大哲学猿の焼きソーセージ」という屋台が人気を集めています。「中大ソーセージ、学術交流、哲学交流」と書かれた宣伝ポスターを前に、数人の男たちが窯を据えて、火山石で焼いたソーセージを売っており、多くの客が足を止めて見入っていました。「名門大の学生も屋台を出してソーセージを売るの?」と好奇心で尋ねる人もいます。

 メンバーの胖達さん(仮名)は「僕は29歳、中山大学哲学科を卒業したばかりで、哲学の受験相談業務に従事している。私たちのソーセージチームには計9人の修士課程と博士課程の学生がいるので、皆さんとここで、いろいろな興味深い哲学の話題を話し合うのを歓迎します」と紹介しました。

 今年28歳の子恒さん(仮名)は中山大学哲学科の博士課程在学中で、「中大哲学猿の焼きソーセージ」のチームメンバーでもあります。「胖達はもうすぐ卒業するが、同じ先生についていてとても仲がいいので、一緒に何かをして、彼に特別な卒業の思い出を作ってあげたい」と、屋台で焼きソーセージを売るアイデアを最初に提案しました。

 「焼きソーセージを売るのは私たちにはまったく新しい体験だ。日中は学業のストレスが多く、夜はよく眠れないことが多いので、場所を変えてリラックスするために屋台を使ってみようと思った。屋台を出して帰ると、横になって10分もしないうちに眠ってしまう」と胖達さんは語りました。

 胖達さんは焼きソーセージの屋台の動画をソーシャルメディアに共有し、多くのネットユーザーの注目を集めました。一部のネットユーザーが彼らを「パフォーマンスだ」と疑問視する一方、一部のネットユーザーは「このような平然とした態度がとても気に入っている。他のことでも人の意見を恐れず、前を向いて進んでいけますように」と激励しています。(HJ、坂下)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集