王毅外交部長 ASEAN関連外相会議に出席

　外交部の毛寧報道官は23日の定例記者会見で、王毅外交部長が25日から27日までラオスのビエンチャンで開催される中国・ASEAN（10+1）外相会議、ASEAN・中日韓（10+3）外相会議、東アジアサミット外相会議、ASEAN地域フォーラム外相会議に出席するとともに、ラオスを公式訪問すると発表しました。

　毛報道官は「現在の世界経済の成長鈍化、長引く地政学的紛争の下で、東アジア情勢は全体的に安定を保ち、引き続き地域経済の一体化が推進されている。この地域を引き続き発展のエンジン、協力の高地にしていくことは、地域各国国民の共通の願いであり、普遍的な心の声である」と語りました。

　毛報道官はさらに、「中国は今回の一連の外相会議を通じて各国の共通認識をさらに結集し、10月の東アジア協力に関する一連の首脳会議のために政治的かつ実りある準備をしっかりと整えることを期待している。われわれは地域諸国と共に、平和共存五原則を発揚し、地域の平和・安定と発展・繁栄を促進し、中国−ASEAN自由貿易区3.0バージョン交渉の推進を加速し、共同で質の高い『一帯一路』を建設し、『2024中国・東南アジア諸国連合（ASEAN）人文交流年』をしっかりと運営し、より緊密な中国-ASEAN運命共同体の構築を推進していく」と述ました。（SUI、坂下）