中国のバス輸出台数が6カ月連続で増加

2024-07-23 14:39:23  CRI

 中国のバスの輸出は今年に入ってから依然として高成長の勢いを保っています。上半期、バスの輸出台数は6カ月連続で前年同月より増え、5月と6月は2カ月連続で5000台を超えていることが分かりました。

 これまで、中国のバスは30以上の国や地域に輸出されています。今年、海外からの受注は著しく増えており、生産ラインの計画は8月まで作られました。輸出の際、受注状況により生産するため、在庫はほとんどない状況です。

 中国中東部の河南省鄭州市にあるバス生産企業の海外受注生産計画調整課の施前進課長は、「上半期は前年同期比34.86%増となる2万1260台を生産した。うち、輸出台数は6500台で、58%増えた。下半期の受注は飽和状態になり、年末までフル稼働が続く予定だ」と述べました。

 データによれば、2024年上半期、中国の大型、中型、小型バスの輸出台数は計2万7551台で、前年同期より39.36%増えました。うち、6月は前年同月より30.19%増えました。

 上海税関統計分析処貿易研究課の統計によりますと、2024年上半期、上海から輸出した座席数が10席以上のバスは9949台で、前年同期より5.2%増え、56億9000万元(約1251億円)に相当し、前年同期比18.1%増となりました。主に、中東、欧州連合の加盟国、韓国などに輸出されています。(殷、野谷)

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