上海協力機構議長国としての作業を本格開始=中国

2024-07-22 18:34:58  CRI

 外交部の毛寧報道官は22日の定例記者会見で、上海協力機構(SCO)のアスタナサミットが終わり、中国が同機構の議長国に就任したことについての記者からの質問に答えました。

 毛報道官は、「SCOは当初の6カ国から26カ国に拡大し、現在までに加盟国の累計面積が世界で最も大きく、人口が最も多い包括的な地域協力機構になり、新型の国際関係構築の模範を確立し、人類運命共同体に貢献するために重要な理論と実践の模索を行っている」と述べました。

 毛報道官はまた、「中国は今年7月のアスタナサミットが終わってから、SCOの2024~2025年の議長国を正式に引き継いだ。2025年には慣例にのっとりサミットを開催する。中国はこれを非常に重視しており、すでに議長国としての本格的な活動を開始した。今後の約1年をかけて、SCOのパートナーとの政治、安全保障、経済、人と文化の分野での協力をさらに強化し、安全保障上の防壁、協力の懸け橋、友好の絆、地域における建設的な力としてのSCOの重要な役割を十分に発揮させていく」と述べました。

 毛報道官はさらに、「中国は、議長国を務めることを契機として、SCOの全締結国と協力して団結と相互信頼、平和と安寧、繁栄と発展、善隣と友好、公正と正義の『5つの共同の家』を建設し、より緊密なSCO運命共同体の構築を推進し、地域と世界の平和、安定、発展、繁栄の促進により大きく貢献することを望む」と表明しました。(HJ、鈴木)

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