年間7400万キロワット時、世界最大出力の風力発電ユニットが発電開始

2024-07-19 10:28:30  CRI

 中国発電大手の華能集団によれば、世界最大出力の風力発電ユニットが19日、遼寧省営口市内で発電を開始しました。今後はさらに大量の海上風力発電ユニットを据え付ける予定とのことです。

 この巨大発電ユニットは国産化率が99%を超え、フル稼働時の出力は18メガワットです。この超大風力発電ユニットと華能集団の太陽光発電ユニットおよび火力発電ユニットを組み合わせることで、エネルギーの複合相互補完モデルが形成され、安全で安定した電力提供が保障されます。華能仙人島熱電供給プラントの姜立軍副社長は、「この風力発電ユニットはフル稼働すれば1回転ごとに44キロワット時を発電できる。年間では7400万キロワット時のクリーン電力を提供でき、4万世帯の電力需要を満たすことが可能だ。年間で標準炭約2万5000トンを節約し、二酸化炭素排出を約6万1000トン削減することができる。資源節約と温室効果ガスの排出削減にとって著しい効果がある」と述べました。

 風力発電タワーは底部周長が28メートルで、内部には頂上に通じる通路があります。タワーの高さは145メートルで、エレベーターに乗っても頂上に着くまで15分かかるとのことです。(Mou、鈴木)

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