北京
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23/19
国家統計局が15日に発表した初歩的な集計によりますと、今年上半期(1~6月)、中国の国内総生産(GDP)を不変価格で計算すると、前年同期比5.0%増となることが分かりました。経済成長に対する最終消費支出貢献率は60.5%で、GDP成長率を3ポイント押し上げました。これらのデータから、消費が今年上半期の新たなポイントであったことが分かります。
国家統計局のデータでは、今年上半期、消費市場の規模は拡大し続け、中小の都市と県(中国の県は日本の市・町に当たる行政単位)の市場の消費潜在力が持続的に拡大されました。専門家は、今後県レベルの市場は消費の新たな成長点になると予測しています。
また今年上半期、中国の社会消費財小売総額は23兆5969億元(約512兆1160億円)に上りました。うち消費財の小売総額は前年同期比3.2%増の20兆9726億元(455兆1620億円)で、飲食関連収入は同7.9%増の2兆6243億元(約56兆9544億円)でした。
専門家は、中国の消費規模は持続的に拡大し、環境に優しいグリーンの意識が日増しに高まり、スポーツ関連製品やグリーンでスマートな家電製品、新エネルギー車などを代表とする消費のアップグレードが促され、消費拡大につながる新たな成長点になるとみています。(Lin、榊原)
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