外交部 イラン新政権と共に中国・イラン全面的戦略パートナーシップの長期安定発展を推進

　外交部の林剣報道官は15日の定例記者会見で、「中国は中国とイラン関係の発展を非常に重視しており、イラン新政権と共に努力して、中国とイランの全面的戦略パートナーシップの安定した長期発展を推進していくことを望む」と表明しました。

　13日付のイラン紙『テヘラン・タイムズ』は､ペゼシュキアン新大統領の署名入りの文章を掲載しました｡同文章は外交政策について､イランはイランと中国の伝統的な友情を大切にするとして、新たな国際秩序を構築する道で中国と協力を深めることへの期待を示し、イランとサウジアラビアの関係正常化を推進する過程で中国が果たした重要な役割を賞賛しました。

　林報道官は同件について､「中国側はペゼシュキアン大統領の中国・イラン関係についての表明を賞賛する。中国とイランの友好交流には長い歴史がある｡国交樹立から半世紀余り、二国間関係は健全で安定した発展を維持してきた。中国とイランは複雑な地域と国際情勢への対応で、一貫して互いに支持し、力を合わせて困難を乗り切り、戦略的相互信頼を絶えず強固にし、各分野の交流と協力を着実に推進するとともに、地域と国際関連について良好な意思疎通と協調を維持した｡このことは中国とイラン人民に幸福をもたらしただけでなく、地域と世界の平和と安定の促進にも積極的に貢献した」と述べました。（雲、鈴木）