北京
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国家統計局のデータによると、2024年の夏収穫穀物の作付面積は安定しており、単位当たりの生産量は若干増加しました。夏収穫穀物の生産量は1億4977万9000トンで、前年に比べて2.5%増加しました。
中国の25の夏収穫穀物生産省(自治区・直轄市)の調査によると、2024年の中国の夏収穫穀物は1ヘクタール当たり135.4キログラムで、前年より2.5%増加しました。中でも小麦の単位当たり収穫量は1ヘクタール当たり、150.4キログラム増加し、前年より2.6%増加しました。地域別に見ると、夏収穫穀物の単位当たり収穫量はほとんどの省(自治区・直轄市)で増加しました。河南省と陝西省では、昨年は小麦の収穫期間に長雨が続いたことで単位当たり収穫量が影響を受けましたが、今年は回復を遂げており、河南省が1ヘクタール当たり426.8キロ、陝西省が1ヘクタール当たり125.1キロと、それぞれ増加しました。夏収穫穀物主要生産地の1ヘクタール当たり収穫量は新疆ウイグル自治区が109.1キロ、山東省が81.6キロ、江蘇省が67.3キロと、それぞれ増加しました。
天候がおおむね良好で、生産条件の改善が続いており、単位当たり収穫量向上プロジェクトが初歩的に成果を上げたことが夏収穫穀物の単位当たり収穫量増加の主な要因であると報告されています。夏収穫穀物の豊作は、年間を通じた安定した食糧生産の強固な基盤を築き、経済の回復を定着・強化させ、引き続き質の高い発展を促進するための確かな支えとなりました。(HJ、坂下)
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