中国の上半期対外貿易額が21兆元突破 過去最高を更新

2024-07-12 16:43:38  CRI

 税関総署は12日、中国の今年上半期の貨物貿易輸出入総額が前年同期比で6.1%増加し、貿易規模は再び過去最高を更新し、四半期動向が引き続き好転していると発表しました。

 税関のデータによると、中国の上半期の貨物貿易輸出入総額は、前年同期比6.1%増の21兆1700億元(約467兆円)でした。うち輸出は同6.9%増の12兆1300億元(約268兆円)、輸入は同5.2%増の9兆400億元(約199兆円)でした。貿易黒字は3兆900億元(約68兆円)で、12%拡大しました。中国の最大貿易相手国である東南アジア諸国連合(ASEAN)との貿易総額は3兆3600億元(約74兆円)で10.5%増加し、中国の対外貿易総額の15.9%を占めました。中国と米国との貿易総額は2.9%増の2兆2900億元(約51兆円)、中国と韓国は7.6%増の1兆1300億元(約25兆円)でした。また中国の「一帯一路」共同建設国との輸出入総額は計10兆300億元(約221兆円)で、7.2%増加しました。

 輸出面では、中国の機械・電気製品が輸出の6割近くを占め、うち自動データ処理装置とその部品、集積回路、自動車が2桁の伸びを示しました。 輸入面では、鉄鉱石、石炭、天然ガスなど主要商品の輸入が増加しました。(HJ、榊原)

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