米国の青少年交流団　CMGの上海国際メディアポート訪問

　中国人民対外友好協会と中国国際テレビ総公司の招待で中国を訪れた米国青少年「青春同行」交流団が11日午前、中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）上海国際メディアポートを見学しました。同交流団は米国内の7州、14の学校の教員と生徒100人近くで構成されています。

　団員の青少年たちは上海国際メディアポートのCMG融媒影城（コンバージェント・メディア・シネマ）で開かれている「北京からパリへー中国の芸術家、オリンピックを訪ねる」芸術展の中国展示エリアで名作を鑑賞したほか、アニメ映画を鑑賞し、スタジオを見学しました。見学終了後、リンカーン高校のエリックさんは「ここでの見学はとてもエキサイティングで、番組制作の舞台裏を知った。中国トップメディアの技術を見ることができた」と興奮気味に話しました。

　同交流団は習近平国家主席が打ち出した「今後5年間、米国の青少年5万人を中国に招き、交流し、学び合う」イニシアチブの重要な一環です。団員は、これまでに訪米中の中国の指導者を接待したり、中国の指導者からの返信を受け取ったり、中国の指導者に年賀状を返したりしたことのある、ワシントン州のリンカーン中学校、アイオワ州のマスカティン高校、イリノイ州のノースナイズ高校、および初めて生徒を率いて訪中するカリフォルニア州、マサチューセッツ州、ペンシルベニア州、ワイオミング州などの数々の学校から構成されています。

　同交流団は、上海にあと2日間滞在し、上海ニューヨーク大学や華東師範大学などの有名大学を見学するほか、「上海留学」交流会などの一連の活動に参加します。（朱、坂下）