北京
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習近平国家主席は北京市内の人民大会堂で12日午後、中国を公式訪問中の南太平洋の島国であるソロモン諸島のマネレ首相とバヌアツのサルワイ首相とそれぞれ会談を行いました。
マネレ首相と握手する習主席
ソロモン諸島のマネレ首相との会談の席上、習主席は「中国はソロモン諸島を良き友、良きパートナー、良き兄弟と見なし、ソロモン諸島が自らの国情に合致する発展の道を歩み、国家の主権や安全、発展の利益を守ることを支持する。中国はソロモン諸島との戦略的な意思疎通を強化し、互いの核心的利益と重大な関心を守ることを断固として支持する。『一帯一路』共同建設とソロモン諸島側の発展戦略との連結を推進し、農村の発展、医療サービス、インフラ施設、持続可能な発展、気候変動への対応などの分野での協力を深め、新時代の中国ソロモン諸島運命共同体をともに構築し、両国の人々によりよい幸せをもたらすことを望む」と述べました。
マネレ首相は、ソロモン諸島の政府と国民を代表して習主席への祝福を送り、「ソロモン諸島は中国との全面的な戦略的パートナーシップを大切にする」と述べ、一つの中国の原則の厳守を改めて表明しました。
サルワイ首相と握手する習主席
習主席は同日午後、バヌアツのサルワイ首相とも会談して、「中国はバヌアツと引き続き高い水準の政治的相互信頼関係を深め、質の高い『一帯一路』共同建設を行い、全天候・全方位型の友好協力を深め、新時代の中国バヌアツ運命共同体をともに構築することを望む」と述べました。サルワイ首相は自国政府と国民を代表して習主席にあいさつの言葉を伝え、中国とのトップ交流に喜びを感じると表明しました。(Yan、鈴木)
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