中国 初のアルメニアへの定期航路開通へ

2024-07-09 17:12:34  CRI

 中国南方航空が発表した最新情報によりますと、南方航空は9月3日に新疆ウイグル自治区のウルムチからアルメニアのエレバンまでの新規航路を開設します。これは中国初のアルメニアへの定期航路です。また、同航路の開通に伴い、中国はアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアの3カ国に全面的に就航します。

 南方航空は同航路を、毎週火曜日と土曜日に飛行し、B737-800シリーズの機種が運航し、往復300席以上を提供します。往路は北京時間午後4時にウルムチを出発し、現地時間午後5時35分にエレバンに到着します。帰路は現地時間午後9時50分にエレバンを出発し、北京時間午前7時にウルムチに戻ります。飛行所要時間はわずか5時間です。エレバンの観光客は当日、ウルムチ経由で、北京、上海、広州など41の中国国内都市に行けます。

ウルムチ空港に止まっている南方航空の航空機

 アルメニアはヨーロッパとアジアの境界、コーカサス山脈の南麓に位置します。首都エレバンは、2012年に国連教育科学文化機関から「世界の図書の都」に選ばれました。

 2020年1月19日、アルメニアは中国の国民に対するビザ免除政策を発表しました。2023年9月11日、ジョージアも中国の国民に対してビザ免除政策を実施すると発表しました。今年7月3日、中華人民共和国とアゼルバイジャン共和国の戦略的パートナーシップの構築に関する共同声明が発表されたことで、アゼルバイジャンは中国の国民に対して1年間の一方的なビザ免除政策を実施し始めました。これで、「コーカサス三国」は中国に対してビザ免除を実施することとなりました。(朱、野谷)

KANKAN特集

ラジオ番組
KANKAN特集