北京
PM2.577
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自然資源部南海生態センターと南海発展研究院が共同作成した「仁愛礁の不法『座礁軍艦』によるサンゴ礁生態系への破壊に関する調査報告」が8日午後に発表されました。
同報告は衛星によるリモートセンシングと現場調査に基づき、仁愛礁のサンゴ礁生態系の状況を初めて全面的かつ系統的に評価し、仁愛礁のサンゴ礁生態系の衰退の原因を分析しました。
錆びだらけの不法な「座礁軍艦」
同報告は、「フィリピンの軍艦が長期にわたって中国南沙諸島の仁愛礁で不法に『座礁』していることが、仁愛礁のサンゴ礁の生態系の多様性と安定性、持続性を甚だしく損ねた。具体的には、仁愛礁付近のサンゴ礁の分布面積は大幅に減少した。その減少が特に顕著なのは不法な『座礁軍艦』周辺である。また、サンゴ礁付近の海水中の重金属、油類、活性リン酸塩の含有量が過去最高よりも鮮明に高いことなどが確認された」と表明しました。
同報告は、「仁愛礁のサンゴ礁生態系が破壊された主たる原因は、フィリピン軍艦の不法な『座礁』と関連する人の活動だ。フィリピンはこの軍艦を移動させて汚染源を除去し、仁愛礁のサンゴ礁生態系への一層の破壊を避けるべきだ」と指摘しました。(鵬、鈴木)
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