北京
PM2.577
23/19
中国国家コンピューターウイルス緊急対応センターなどがこのほど共同で発表した報告書は、米国が2023年以降、「ボルト・タイフーン(Volt Typhoon)」と呼ばれる組織のことを吹聴し、中国を標的にしたでっち上げを世界中で展開していることを明らかにしました。
外交部の林剣報道官は8日の定例記者会見で同件について、「米国にはこの件について説明を行い、中国に対する誹謗中傷を直ちに停止し、責任ある態度でサイバー空間の平和と安全を守るよう求める」と表明しました。
林報道官は、「中国側の関連機関は今年4月、米国が地政学的な目的で『ボルト・タイフーン』の案件を、中国を中傷するための醜聞にしたという真相を明らかにした。このほど発表された新しい報告書はさらに、この虚偽情報を利用した活動は米国家安全保障局(NSA)、連邦捜査局(FBI)などの情報機関が舞台裏で計画し、米議会の反中国議員や多くの政府部門、『ファイブアイズ』加盟国のサイバーセキュリティ主管部門が共同で参加した世論操作のための茶番劇であることを暴いた」と説明しました。(鵬、鈴木)
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