北京
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23/19
タジキスタン紙「人民報」と国営通信社「ホバル」は習近平国家主席がタジキスタンへの公式訪問に先立って、「中国とタジキスタン関係の素晴らしい明日を共に創出」と題する習主席の署名入り文章を掲載しました。
習主席は文章で、「中国とタジキスタンは山水がつながり、運命を共にしている。古いシルクロードは両国国民の2000年にわたる友情を見守ってきた。両国は32年前に外交関係を樹立し、友好の新たな1ページを切り開いた。双方は独立、主権と領土保全などの核心的利益において断固として支持し合い、相手が自国の国情を踏まえて発展の道を選ぶことを尊重し、いかなる勢力がいかなる口実で両国の内政に干渉することにも断固反対している。双方はまた、重点分野における協力メカニズムを確立し、両国関係の発展に重要な制度面での保障を提供してきた」と表明しました。
習主席はさらに、「中国は長期にわたってタジキスタンにとって最大の投資国であり、主な貿易パートナーでもある。昨年、双方の貿易額は40億ドルに迫って再び史上最高を記録し、今年1~4月も成長の勢いを保っている」と紹介した上で、「現在、中国もタジキスタンも国家の発展と振興における鍵となる段階にある。中国は質の高い発展とハイレベルの対外開放を進め、中国式現代化による全面的な強国建設と民族復興の偉業を推進している。これに対して、タジキスタンは『2030年までの国家発展戦略』を実現するために奮闘努力している。今回の訪問を機に、ラフモン大統領と共に両国協力の計画を策定しながら、両国関係のレベルアップを促していく」と期待を寄せました。(Lin、鈴木)
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