中国初の南仏への直行定期航路「上海-マルセイユ」が開通

2024-07-04 13:19:32  CRI

 中国とフランス南部を結ぶ初の定期直行旅客輸送航路「上海-マルセイユ」が2日に開通しました。

搭乗手続きをしている「上海-マルセイユ」直行便に搭乗する旅客

 マルセイユはフランス第2の都市、最大の港であり、世界に名を馳せる観光地でもあります。また、マルセイユは今夏のパリ五輪のセーリング種目の開催地でもあり、「上海-マルセイユ」航路の開通により、中国人観光客は南仏に直行し、青い海岸で試合を観戦し、選手を応援することができるようになります。

 今回新たに開通した「上海-マルセイユ」航路は毎週3往復(火曜、金曜、日曜日)のフライトを実行し、約12時間で到着します。北京時間の午前0時15分に上海浦東空港を出発し、現地時間の午前7時にマルセイユに着きます。復路便は現地時間午前10時55分にマルセイユを出発し、北京時間の翌日午前5時に上海浦東空港に到着します。

 今年は中仏国交樹立60周年に当たり、中仏文化観光年でもあります。マルセイユと上海は1987年に姉妹都市となっていますが、これまでに上海からマルセイユに行くには第3の地で乗り換えなければなりませんでした。「上海-マルセイユ」直行便の就航によって、中仏の両有名都市が結んだ37年間の友好関係がさらに深まり、中仏両国間の観光、経済、文化交流がさらに強化され、世界中の旅客により多くの利便性を提供するものとみられます。(Mou、野谷)

  

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