北京
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上海協力機構(SCO)はカザフスタンの首都アスタナで4日に開催した首脳理事会第24回会議で、ベラルーシ共和国を正式加盟国として受け入れました。
カザフスタンのトカエフ大統領は同会議の冒頭で、SCOは「最も権威のある国際組織の1つ」になり、SCOの独自性と巨大な潜在力によって、SCO外の国のSCO加盟に対する関心は「着実に高まっている」と述べました。
トカエフ大統領はベラルーシについて、「短期間でSCO加盟に必要なすべての手続きを完了した」と述べ、SCO加盟国代表がベラルーシを加盟国として受け入れることに関する文書に署名することを提案しました。
各加盟国の代表は提案を受け関連文書に署名し、ベラルーシはSCOの10番目の加盟国となりました。
SCOは2001年6月15日に上海で設立されました。創設加盟国は中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンでした。加盟国首脳理事会は2017年にアスタナで開かれた会議でインドとパキスタンを加盟国とすることを決定したのに続いて、2023年7月の会議ではイランを加盟国として受け入れました。現在、SCOにはベラルーシを含む正式加盟国10カ国、オブザーバー国2カ国、さらに14の対話パートナーがあります。(Yan、鈴木)
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