北京
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23/19
習近平国家主席は3日、カザフスタンの首都アスタナで、上海協力機構(SCO)サミットへの出席前にアゼルバイジャンのアリエフ大統領と会談しました。
習主席は、「中国とアゼルバイジャンの関係は一貫して健全かつ安定的に発展し、両国の協力は実り豊かな成果を収め、戦略的内容はより充実してきている」とした上で、「我々は両国関係の位置付けを戦略的パートナーシップに引き上げた。これは新たな出発点でもある。双方は引き続き互いに支持し合い、両国人民により良い幸福をもたらすべきだ」と述べました。
また、「双方は質の高い『一帯一路』共同建設を推進し、貿易、投資、石油・天然ガス、太陽光発電などの分野での協力を深化させ、相互連結を強化し、カスピ海を跨ぐ国際輸送ルートを着実に建設し、中国と欧州を結ぶ定期貨物列車『中欧班列』の健全で安定した運営を確保しなければならない。同時に、教育、文化、観光、若者、地方などの分野でより頻繁に交流を展開し、友好の民意の基盤を強固にしていく必要がある」と強調しました。
アリエフ大統領は、「アゼルバイジャンは一つの中国の原則を断固として守り、中国の国家統一の実現を断固として支持する」と表明し、中国側と団結と協力を強化し、潜在力を引き出し、「一帯一路」共同建設の枠組み内で、貿易、投資、新エネルギー、人的交流と文化交流などの分野での協力を強め、SCOなどの枠組み内で緊密に協力し、外部からの干渉に反対し、地域の安全と安定を守っていく意向を示しました。(ZHL、謙)
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