北京
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習近平主席はカザフスタン共和国のトカエフ大統領の招きに応じ、7月2日から3日にかけてカザフスタンでの両国関係に関わる公式訪問日程をこなしました。習近平主席にとっては5回目のカザフスタン訪問です。
外交部の毛寧報道官は4日の定例記者会見で、「今回は、中国共産党第20回全国代表大会が2022年に開かれた後、中国の最高指導者の初めての中央アジア訪問であり、重要な歴史的意義がある」と述べました。
毛報道官はまた、「習主席の今回の訪問は内容が豊富で、成果が豊かなものになった。第1点としては、政治的相互信頼が新たな高みに達した。両国首脳が署名した共同声明が発表され、双方はこれまで通り互いの核心的利益にかかわる問題で互いにしっかりと支持し合うことを確認した。第2点として、実務協力に新たな力が加わった。双方は『一帯一路』共同建設イニシアチブと『公正なカザフスタン』経済政策の連結を強化し、全方位的互恵協力を深めることで合意した。第3点は、人と文化の交流が新たな成果を収めたことだ。中国はカザフスタンで2カ所目となる技能労働者を養成する魯班工房を設立し、来年にはカザフスタンで『中国観光年』のイベントを開催する。第4点は、国際協力が新たな内容を充実さたことだ。双方は多国間の枠組みの下で緊密に協力し、グローバル発展イニシアチブ、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブを積極的に実行し、平等で秩序ある世界の多極化と包摂的な経済グローバル化を共同で提唱することで合意した」と紹介ました。
毛報道官はまた、「中国はカザフスタンとともに、両国の指導者が達成した重要な共通認識をしっかりと実行し、各分野の協力の質の向上と高度化を推進し、両国関係のより麗しい未来を共に創出する」と述べました。(Yan、鈴木)
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